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9.182019
太鼓橋の安全対策事例 – バイオクッションで落下事故を予防する

ここでは、遊具「太鼓橋(たいこばし)」の、バイオクッションによる落下事故対策事例を紹介します。

太鼓橋はアーチ状やウェーブ状になった雲梯のような遊具で、鉄パイプだったりクライミングネットが張られていたりと形状がさまざまです。屋外にあることが多いですが、小さなものは屋内遊具としても使われます。
上に登るだけでなく、ぶらさがったりそのまま前後に進んだりしますし、雲梯と違って梯子の位置が低いので手と足を両方ひっかけて遊ぶ子供もいます。
手が滑って背中から落ちる、頭から落ちる、横から飛び降りる・・など、太鼓橋はその構造上、危険な落ち方をすることが多々あります。気を付けるように指導してもそれで落ちなくなることは期待できません。
そのため、太鼓橋がある施設では落ちることを前提とした対策をしておく必要があります。
- 太鼓橋のまわりに排水溝やフタがある
- 太鼓橋の近くに砂場や花壇のコンクリートブロック枠がある
- 太鼓橋の近くにマンホールがある
- 設置場所のグラウンドが固い
- フローリングやコンクリート床の上に置いている
こういったことは、怪我を大きくする原因になります。
アーチ状の太鼓橋は、上に登っていくことが簡単にできます。いつの間にか高いところまできて下りられなくなり力尽きて落ちることもあります。
衝撃吸収材であるバイオクッションで危険性を減らしておくと
- 親や保護者の安心
- 心配なく遊ばせられる施設側の安心
につながります。
バイオクッションによる太鼓橋の安全対策
未対策の太鼓橋 例
これはクライミングネットタイプの太鼓橋です。奥にコンクリート台が見えます。こういった場所に置くのであれば、子供が押されて横から落ちることなどを想定しておくとより安全に遊ばせられます。
小さな太鼓橋は屋内に置かれているケースもあります。屋内は大抵、フローリングやカーペット敷になっており、頭を打った衝撃がそのまま脳に伝わりやすいです。

上記は屋外用の大型タイプで、ウェーブ型遊具とも言われます。梯子に足を掛けて登るといつの間にか大人の背丈ぐらいの高さにまで登っていくことが出来てしまいます。
雲梯のような鉄パイプが通っているのでぶら下がったりして遊ぶことも多いです。
また、脚部がコンクリートで固定されていてつまづいたり頭を打ったりする可能性もあります。
対策済みの太鼓橋 例
こちらは太鼓橋の下にバイオクッションを敷いた例です。支柱を通すように敷き、両端の支柱部分にはバイオクッションに穴をあけて通しています。固定はしていませんが、ほぼずれることはありません。
下に排水溝やマンホールがあっても問題ありません。雨水を通しつつ安全対策ができています。
下記は、ここで取り上げた屋外用の太鼓橋にバイオクッションを設置したところです。
子どもたちが落ちたりこけたりしそうな箇所はほぼカバーすることができています。
こういった場面ででバイオクッションを選ばれることが多いのは理由があります。
バイオクッションが選ばれる理由
太鼓橋の安全対策で重視されるのは主にこれらの条件です
- 幅広い面積をカバーできる
- 上に乗っても歩きづらくならない
- 地面のえぐれ防止にもなる
総合遊具や雲梯だと小さな子供は上に上がりづらいものですが、太鼓橋だといつの間にか高い位置まで登って行ってしまうことも。万一に備えて、落ちると危ない高さになっているところから順に安全対策をしていくと安心です。
太鼓橋の安全対策をしましょう
遊具は子供の成長に必要なモノです。撤去してしまえばその遊具による怪我はなくなりますが、危険を感知して対処する能力を養う場所が失われてしまいます。
ぜひ、バイオクッションで低コストな安全性をしましょう。
こちらで使われているのはこの製品です。