落下・転倒事故への対策の必要性

むき出しの地面はケガにつながるリスクが甚大

こどもは全体重の中で頭部が占める割合が大きく、さらに落下時に手でパイプをつかもうとするので、頭を抱えずに鉄の土台へ頭部から落ちる危険性がある。

落下・転倒事故に関しての現状

国土交通省の統計では、落下・転倒による事故の死亡者数は近年、交通事故よりも多くなっています。

  • 交通事故・・・5717件(平成26年度)
  • 転倒・落下事故・・・7946件(平成26年度)

高齢者が多くなる将来に向けて件数が減る見通しは少なく、公共施設や介護施設などではより即効性の高い対策が特に必要です。

また、落下事故は高齢者とは逆に幼児・児童の運動中によるものも多くあり、死亡事故にまでなるケースはさほど多くなくとも、統計に表れない怪我・大怪我・後遺症の残る怪我を負うおそれは教育現場や公園・公共施設などでは高いと言えます。

リスク管理に関するレポート事例

遊具のリスク管理とハザード除去に関するレポート(一部抜粋)

過去に設置した遊具にはボルトやナットの一部がむき出しになっているものや固い材質を使用しているものもあり、衝突時の雄大な事故へつながる可能性があります。そうした遊具の管理面での事故を無くすために部品の交換及びカバーで覆うなどの対策をとっていく必要があります。

遊具からの転落・落下に備えて、地面に衝撃吸収材マットを設置することで重大ンあ事故の発生を抑制することができます。松江市では新たな遊具施設で衝撃吸収材マットが設置されていますが、ほとんどの場所で設置がされていません。物的ハザード撤去を設置者が早期に行うことで安全性をより高めていくことができるのではないでしょうか?

島根県本部/松江市職員ユニオン・現業支部

遊具のリスク管理とハザード除去

幼稚園でも、保護者のかたへ安心感を伝えられるよう、園内の安全設備に関してげんきゅうされているところがあります。

<設備安全対策>
・園庭周辺に衝撃吸収表層材を使用
※当園の衝撃吸収表層材は歩行性だけを目的とした類似のゴムチップとは異なり、欧州と米国の遊具設置に関する安全基準(EN1177、ASTM F1292)試験でのその衝撃性能が認められています。また表面の厚さ(層厚)を変えることにより、落下高ごとに安全基準値HIC<1000を確保されています。

・全保育室床面に衝撃吸収材を使用
※保育室床面には一般家庭のような防音のためのクッション材ではなく、衝撃吸収材を使用しています。

・本館棟屋上に避難エリアを設置
※本館棟屋上約10mの高さに全園児が避難できるエリアを設置しています。

みつや・めぐみ幼稚園 | 園の概要
大阪市淀川区にある『みつや・めぐみ幼稚園...

取られている対策

注意の張り紙をする、教育・啓蒙する、手すりをつける、遊具なら高さが低いものを導入する、など対策は取られていますが最も効果的で本人の注意力に依存した対策が「落下・転倒しにくいようにする」「万一の場合でも怪我をしづらくする」です。

セフティバイオクッション以外のさまざまな製品

事故を予防・被害の軽減をするための製品はいろいろなものがあります。

「どんな目的をもって作られた製品か」でそれぞれ得手不得手(機能差)がありますので「なんのために導入するか」をよく考えたうえで慎重に最適なものを選ぶ必要があります。

  • そもそもの事故を起こさせないための機能として水はけをよくする・滑りにくくする
  • 事故発生時に被害を軽減するための機能としてクッション性を向上させる
  • 日頃の業務への影響を最小限にするためにメンテナンス性が高いものを選び
  • それらをより早期に多くの場所に適用するためにコスト設置場所の柔軟性があります。

主な種類としては、このようなものがあります。

人工芝生

 

人工的に作られた、芝生を模したビニール製品です。水はけがよく設置当初は美観芋優れますが、その反面クッション性には期待できません。地面を掘って設置後に砂を入れ押し固めるなどの工事が必要で、コストも高めになります。また、素足で歩くことに向いていないものもあります。

フロアシート

主な目的は、汚れ防止や一時的な美観、養生、避難場所としての床材、滑り止めとしてのもので厚みもほとんどなく(多くは1~2㎜)、クッション性はほぼありません。設置および撤去が容易で体育館のフローリングやコンクリート床に敷かれることが多い製品です。事故防止の素材としてはまったく適していません。写真はフロアシート巻取器にセッティングされた状態のものです。

ゴムチップ

水はけがよく、設置直後の美観に優れることは人工芝生と似ています。カラーリングのバリエーションを多く持つ製品も多く、厚みによってはある程度のクッション性を期待できるものもあります。また滑りにくいという特性もあります。デメリットとしてははだしでの歩行にはあまり向いていない事、転倒時の擦り傷ができやすいこと経年劣化時の交換のしづらさ施工が必要な点室内向きではない事熱を持ちやすいことなどがあげられます。公園や公共施設の遊歩道に用いられることも多々あります。

クッション性のあるフローリング

学校の教室のような固いフローリングから、住宅向けの柔らかい感触のものまでいろいろあります。木材で作られたもの、木目を模しているだけの異なる素材のものなど多種多様です。クッション性が高いものでは転倒によるダメージはある程度軽減できますが落下の衝撃吸収まで求めるのは無理なものがほとんどです。また、対候性もなく施工が必要な反面、汚れや水濡れには強めなので屋内や住宅用向きの建材です。

クッションマット

もともと衝撃緩衝材として作られているため、クッション性が十分にあります。厚みもいくつかのバリエーションがあり、クッション性とコストや使い勝手で最適なものをチョイスできる選択肢があります。落下事故防止には適性が高い製品ですが、なんでもいいわけではなく設置場所や目的、メンテナンスなど計画を立てて選んでいく必要があります。

注意

各製品に対する見解はそのものの一般的な特性についての当社の主観です。すべての製品にあてはまるわけでもなく、中にはデメリットを解消した製品もあるかもしれません。上記画像は当社の取り扱い製品、取り扱いメーカーのカタログから抜粋しています。

どのような対策をするのがベストでしょうか?

当社は10年以上の施工の実績があり、ユーザーの方々のフィードバックから、クッション材のひとつであるセフティバイオクッションがベストの選択であることが多いと判断し、当サイトを運営しています。もちろん状況によっては他の製品を使われたほうがよい場合もあります。詳しくは製品特徴をご覧ください。

セフティバイオクッションの製品としての特徴・仕様